1972-05-08 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第17号
それとも全体として海運賃も自動車運賃も国鉄の運賃も全部が貨物運賃は低くて、結局一般の産業界、つまりコストの中に占める運賃の部分が日本では非常に安くなっておるのだ、安過ぎるのだ、こうおっしゃるのでしょうか。どっちでございましょうか。
それとも全体として海運賃も自動車運賃も国鉄の運賃も全部が貨物運賃は低くて、結局一般の産業界、つまりコストの中に占める運賃の部分が日本では非常に安くなっておるのだ、安過ぎるのだ、こうおっしゃるのでしょうか。どっちでございましょうか。
ですから、どうしても海運賃との関係、自動車運賃との関係を考えなければいけない。私が言いたいことは、独占に奉仕しているとか大企業に奉仕しているとかということではなくて、もっとそこに根本の問題があるのじゃないか。
運賃効果額——従来の海運賃の実績に対しまして運賃節約となった額でございますが、効果額で輸送トン当たり百九十二円、総額で三十億円にのぼる効果をあげまして、大きく石炭流通合理化に寄与いたしております。
ところが、今とは状況が逆でございまして、海運賃の方が安かったわけでございます。そういう関係から、影響をなるべく与えないということのために、遠距離逓減を強化いたしたわけでございます。
で、そのときに、まあたまたま海運賃騰貴ということで、その後に増額をいたしましたのも、やはりそういう特殊な事情のあつたことが一つと、もう一つ、契約書に書いておきますと増額が売手の権利となる。そういうようなことでは却つて相当高い増額をさせられるんではないか。従つてまあ契約になければ一応増額の要求があつても強みはむしろこちら側にある。
先ほど申し上げましたように、ずつと高度なものをつくるというふうにやりませんと、二倍も三倍もするようなことになりますし、今は為替レートの問題とかあるいは海運賃の問題とかで、特に油を輸入してもよろしいのでございましようし――これは上るかもしれませんが、しかしやはり日本の石炭の炭量から見まして、今後の考え方といたしましてはやはり高度化した製品をねらうのかいいのじやないかと思うのでございます。
しかしながら今日重油が示しております経済性の優位も、一面では為替レートの自主性から生れました割安の輸入価格と、同じく為替レートやポンドの過剰に伴う現在の海運賃の割安と、現在一時的に免除されております関税とによるものではないかと存じます。
もう一つ聞きたいのは、日本の海運賃が船腹の増加した割合にふえておるということであるが、その理由は船運賃を非常に安くしておるということになるんだ、船会社がそれだけの犠牲を払つておるのだということでありますが、そのことは一面から見ると、世界市場においては日本が船運賃のダンピングをやつているのだという形にだんだんとなつて来るのではないか。
最近日本船主協会が発表をいたしました意見書によりますと、日本の海運賃を構成する原価が、現在の船賃の五六・六%、ほとんど六割に近いものが金利であるということを言うております。これは船舶だけの問題じやありません。日本の物価を下げる、これにはどうしても金利問題を考えなければならぬのでありますが、これが考えられておりません。
従つてその五割海運賃はやはり鉄道に対して高い。鉄道の五割に対して高いというような事実はあるのではないかと私は想像いたします。
そこで最も典型的な電力と海運というものを取上げて見ますと、若し日本の電力が日本の海運賃、日本の鉄の値段が、国際的物価に比較して少くとも割高でないということがずつと引続き永久に保証せられるということでございますれば、日本のいろんな産業は安心してせつせといろんな産業の復興なり再建をやつて行くことができるのではないかというように思う。
○江崎(一)委員 この機帆船が国内航路の大体七五%くらいを占めておるということになりますと、この機帆船の海運賃というものは非常に重要なものだと思います。これはある程度保護をして行かなければならぬでしようし、またべらぼうな運賃を独占的にきめ、そうして業者を困らすということになつても、ゆゆしい問題が起ると思うのです。
それから北海道、本州間の問題でございますが、ただいま海運賃の値下げ云々というお話がございましたのですが、これは少しく問題が別の角度ではないかと思つております。
他の公益事業におきましては、すべて政府が認可する制度になつておりますが、この海運賃、特に遠洋航路の運賃は、運賃同盟できめて行くということに相なつておる次第であります。 なお買船について関連してお話がありましたが、買船は従来終戰後多く行われました。約五十万トン程行われたと記憶いたしております。
それからもう一つは、これも私新聞で拝見いたしたのでありますが、北海道の滞貨を一掃いたすために、補助航路といいますか、普通の商船に対しまして、鉄道運賃と普通海運賃との差額を国庫で補助しておる。もつて北海道の滞貨の急速な一掃を考えておるというようなことを、私新聞で拝見いたしたのであります。
中共貿易が杜絶して、ああいう原材料が遠くから来れば、海運賃が高くなつて来るのは誰でもわかつておる。すべてそういうものが、そのなるがままにしたときには、これはどうしたつて国民生活を低下させるよりほかに行きようがない。現に朝鮮の特需で成るほど一部には非常に景気がよくなつたが、国民の生活水準は八〇%近くまで行つたものが七〇%を切るようになつておるわけであります。
今回の値上げにより価格に占める運賃の割合が割高となり、負担が重いと認められる貨物、すなわち石灰石、煉炭用無煙炭、木材、畜産物及び農水産業関係貨物等に対しては運賃の割引その他適切なる措置を講じて負担の軽減をはかること、貨物等級については可及的すみやかにわが国経済の現状に即応するよう根本的な改正を行うこと、北海道その他の地区の滞貨の一掃については特段の措置を講ずるとともに、青函間貨物営業キロ程については海運賃
○澤説明員 国内の海運賃は、例を若松、阪神にとりますと、去年の四月ごろは三百円から三百五十円ぐらいでありますが、現在におきましては五百六十円ぐらいに上つており、約倍近くの値上りでございます。
また事実、船運賃が非常に高騰いたしておるように私は見受けるのでありますが、最近海運賃も頭打ちの状態になつたというようにも、また新聞記事で拝見いたしておるのでありますが、国内航路の海運賃と外国方面の海運賃の値上りの状態が、最近どうであつたか、またごく最近の海運賃の状況がどうなつておるのか、簡単でけつこうでございますから御説明願いたいと思います。
そのため海運賃が非常に上つて来ておる。又政府が国際物資の割当機構に入らないために、物資をいろいろな所で買付けする。そういうふうな点からも上つて来ておる。海運、つまり船の足が伸びましたこと、そうして又割当以外で買つておるというような点から原材料が非常に上つて来ておる。
これはよく問題になりましたのが、いわゆる食管特別会計の小麦の価格の問題、その他主要食糧の問題、海運賃及び海外の物価等から睨み合わした問題、延いてはそれが統制問題にまで参る。なお燐鉱石の問題等も入つて来るというような情勢になつて参つておるのであります。これは一々挙げますれば切りがないのであります。
しかもこれらの物資は、時局資材でありまして、物価の騰貴が非常に急テンポに国際情勢その他に関連して上つておるのでありまして、聞くところによりますと、鋼材は昨年の七月に対して七割あるいは倍にもならんとしておるような趨勢であり、あるいは電気銅においてしかり、あるいは木材においてしかり、あるいは石炭においても、国鉄は三月まで御契約になつておるようでありますが、三月以降は海運賃の値上り、あるいはその他の関係で